こんにちは、AZ3です。
ゲーム機の映像を、PCに取り込むためにはキャプチャーボードが必要です。
PCに映像を取り込むことで、
- ライブ配信
- 動画編集など
ゲーム配信に関する作業が行えます。
ですがキャプチャーボードは結構高価ですよね。
種類もたくさんあるので、悩んでしまう人は多いでしょう。
実はゲーム配信初心者さんの場合、キャプチャーボードを選ぶ基準はそれほど難しくありません。
選び方を詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてくださいね。
キャプチャーボードとは
![capture2](https://az3blog.com/wp-content/uploads/2020/07/capture2.jpg)
キャプチャーボードとは、ゲーム機の映像をPCに取り込むためのアイテムです。
ゲーム機をケーブルでPCにつなぐだけでは、映像を取り込むことはできません。
PCとゲーム機の間にキャプチャーボードを接続することで、映像を取り込むことが可能になります。
ちなみにPCゲームのみを配信する人は、キャプチャーボードを用意する必要はありません。
モニターの映像を、そのまま使えば良いからです。
キャプチャーボードがないとゲーム配信はできないのか?
先ほど説明した通り、PCのゲームを配信する場合はキャプチャーボードは必要ありません。
ですがPS4のシェア機能のように、配信能力を備えたゲーム機も存在します。
キャプチャーボードを利用せずに、ゲーム機で配信をすることは可能なのでしょうか?
Nintendo Switchのキャプチャーボタン
Nintendo Switchには、キャプチャーボタンが用意されています。
Nintendo Switchでプレイしているゲームを、録画するボタンなのですが、残念ながら配信には使えません。
配信に使えない最大の理由は、キャプチャーボタンで録画できる時間が30秒だからです。
さすがに30秒だと、満足できる配信をするのは不可能でしょう。
PS4のシェア機能
PS4のシェア機能は結構優秀です。
PS4のタイトルなら、ゲーム機のみで配信が行えます。
ですが配信時間や画質など、PS4のシェア機能には制限がいくつか存在します。
全力でゲーム配信を行うためには、やはりキャプチャーボードは必要です。
キャプチャーボードの選び方
外付けor内蔵型
キャプチャーボードには、
- 外付け
- 内蔵
2種類のタイプが存在します。
外付け型は、USBでPCと接続します。
USBには「2.0」と「3.0」、2つの規格があるので注意しましょう。
あまりに古いPCでない場合は、最新のUSB3.0に対応しているはずです。
内蔵型は名前の通り、PCの中にセットします。
接続自体は難しくないのですが、PCの知識がない人は避けるべきです。
また内蔵型は、ノートPCには利用できません。
ゲーム機との接続方式
キャプチャーボードは、PCだけでなくゲーム機とも接続する必要があります。
ですがゲーム機の種類によって、接続するケーブルが違います。
- 近年発売されているゲーム機はHDMI端子
- レトロなゲーム機はコンポジット端子など
一見すると難しそうですが、ゲーム配信初心者さんがレトロゲームを選ぶことは少ないはずです。
とりあえずは、HDMI端子対応のキャプチャーボードを選べば問題ないでしょう。
エンコードタイプ
- ソフトウェアエンコード
- ハードウェアエンコード
キャプチャーボードは、2つの種類に分かれています。
キャプチャーボードを使いPCに映像を取り込むと、どうしても遅延が発生します。
- 遅延は小さいがPCへの負担が大きいソフトウェアエンコードタイプ
- 遅延が大きいがPCへの負担は軽いハードウェアエンコードタイプ
FPSやTPSのゲームをプレイする際は、少しの遅延でも命取りです。
できればソフトウェアエンコードタイプを選ぶべき、……でした。
2020年現在発売されているキャプチャーボードには、遅延対策機能がある物も多いです。
予算に問題ないなら、遅延を軽減する機能を持つアイテムを選ぶべきでしょう。
パススルー出力機能
パススルー出力機能は、先ほど説明した遅延を軽減するための手段の1つです。
パススルー出力機能を使えば、テレビなど別のモニターに遅延なく映像が出力できます。
遅延を軽減させる仕組みを持たないキャプチャーボードなら、パススルー出力機能は必須でしょう。
ですがテレビや複数のモニターを持っていない人は、恩恵が受けられません。
遅延軽減機能
テレビや複数のモニターを持たない人は、遅延を軽減させる機能を持つキャプチャーボードを選ぶべきです。
用意できれば遅延なくPCのモニターで、快適にゲームがプレイできます。
遅延軽減機能を持つキャプチャーボードは高価ですが、新しくモニターを用意するよりは安いはずです。
対応している解像度やフレームレート
近年発売されているゲーム機の多くは解像度1080p、フレームレート60fpsに対応しています。
解像度は画面のキレイさ、フレームレートは動きの滑らかさを表す数値です。
キャプチャーボードが、ゲーム機の出力する数値に対応していないと、せっかくの映像美をPCへ取り込めません。
解像度1080pかつフレームレート60fpsに対応している物を、選ぶようにしましょう。
ゲーム配信初心者さんにおすすめのキャプチャーボード
![capture3](https://az3blog.com/wp-content/uploads/2020/07/capture3-1.jpg)
キャプチャーボードは高価で、また種類がたくさんあるので悩んでしまいます。
ですがゲーム配信初心者さんだと、次のような状況が多いです。
- PCに詳しくない場合が多い
- 新しいゲームを配信する
- キャプチャーボードにも詳しくない
そのため使い方が簡単で情報の多い、つまり定番のアイテムを選ぶべきです。
ここからおすすめするキャプチャーボードは、
- PCの知識が必要ない外付け型
- HDMI端子でゲーム機と接続
- パススルー出力機能など遅延対策を持つ
- 1080p/60fpsに対応
ゲーム配信初心者さんが、おそらく必要とするであろう機能を持っています。
特にこだわりがないのなら、今回紹介するアイテムを選べば問題ないはずです。
EXTREME 2 GC550 PLUS
まずは定番のキャプチャーボードの1つ目、「EXTREME 2 GC550 PLUS」を紹介します。
基本的な機能を全て持ち、さらにパススルー出力機能が4K画質に対応しています。
また「EXTREME 2 GC550 PLUS」には、付属品が2つも用意されているんです。
- ライブ配信ができるソフト
- 動画編集ソフト
「EXTREME 2 GC550 PLUS」を用意すれば、一般的なゲーム配信に必要なソフトが全てそろいます。
Elgato Game Capture HD60 S
「Elgato Game Capture HD60 S」も、定番のキャプチャーボードの1つです。
特に海外のゲーム配信者さんに、多く利用されています。
「Elgato Game Capture HD60 S」は、遅延軽減機能が優秀です。
また「EXTREME 2 GC550 PLUS」と同じく、ライブ配信を行う機能も搭載しています。
「Elgato Game Capture HD60 S」には、動画編集ソフトは付属していません。
その分価格は抑えられているので、金額や動画編集ソフトの有無で選べば良いでしょう。
金額が安いキャプチャーボードは?
今回紹介したキャプチャーボードは、定番ですが高価な物ばかりです。
ですが金額の安いアイテムは、
- 機能が充実していない
- 操作方法などの情報が少ない
ゲーム配信初心者さんには、おすすめできない物が多いでしょう。
少し高価ですが、定番のアイテムを用意してくださいね。
まとめ
ゲーム機の映像を、PCに取り込むためにはキャプチャーボードが必要です。
ですが高価な上に種類が多いので、悩む人が少なくありません。
キャプチャーボードとは、ゲーム機の映像をPCに取り込むためのアイテムです。
ゲーム機をケーブルでPCにつなぐだけでは、映像を取り込むことはできません。
キャプチャーボードの選び方は、たくさんあるので難しいです。
ですがゲーム配信初心者さんの場合は、定番のアイテムを選ぶべきですよ。
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