キャプチャーボードの選び方は?機能の充実している物がおすすめ!

capture1 ゲーム関連情報
AVerMediaの公式サイトより引用

こんにちは、AZ3です。

ゲーム機の映像を、PCに取り込むためにはキャプチャーボードが必要です。

PCに映像を取り込むことで、

  • ライブ配信
  • 動画編集など

ゲーム配信に関する作業が行えます。

ですがキャプチャーボードは結構高価ですよね。

種類もたくさんあるので、悩んでしまう人は多いでしょう。

実はゲーム配信初心者さんの場合、キャプチャーボードを選ぶ基準はそれほど難しくありません。

選び方を詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてくださいね。

キャプチャーボードとは

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Elgatoの公式サイトより引用

キャプチャーボードとは、ゲーム機の映像をPCに取り込むためのアイテムです。

ゲーム機をケーブルでPCにつなぐだけでは、映像を取り込むことはできません。

PCとゲーム機の間にキャプチャーボードを接続することで、映像を取り込むことが可能になります。

ちなみにPCゲームのみを配信する人は、キャプチャーボードを用意する必要はありません。

モニターの映像を、そのまま使えば良いからです。

キャプチャーボードがないとゲーム配信はできないのか?

先ほど説明した通り、PCのゲームを配信する場合はキャプチャーボードは必要ありません。

ですがPS4のシェア機能のように、配信能力を備えたゲーム機も存在します。

キャプチャーボードを利用せずに、ゲーム機で配信をすることは可能なのでしょうか?

Nintendo Switchのキャプチャーボタン

Nintendo Switchには、キャプチャーボタンが用意されています。

Nintendo Switchでプレイしているゲームを、録画するボタンなのですが、残念ながら配信には使えません。

配信に使えない最大の理由は、キャプチャーボタンで録画できる時間が30秒だからです。

さすがに30秒だと、満足できる配信をするのは不可能でしょう。

PS4のシェア機能

PS4のシェア機能は結構優秀です。

PS4のタイトルなら、ゲーム機のみで配信が行えます。

ですが配信時間や画質など、PS4のシェア機能には制限がいくつか存在します。

全力でゲーム配信を行うためには、やはりキャプチャーボードは必要です。

キャプチャーボードの選び方

外付けor内蔵型

キャプチャーボードには、

  • 外付け
  • 内蔵

2種類のタイプが存在します。

外付け型は、USBでPCと接続します。

USBには「2.0」と「3.0」、2つの規格があるので注意しましょう。

あまりに古いPCでない場合は、最新のUSB3.0に対応しているはずです。

内蔵型は名前の通り、PCの中にセットします。

接続自体は難しくないのですが、PCの知識がない人は避けるべきです。

また内蔵型は、ノートPCには利用できません。

ゲーム機との接続方式

キャプチャーボードは、PCだけでなくゲーム機とも接続する必要があります。

ですがゲーム機の種類によって、接続するケーブルが違います。

  • 近年発売されているゲーム機はHDMI端子
  • レトロなゲーム機はコンポジット端子など

一見すると難しそうですが、ゲーム配信初心者さんがレトロゲームを選ぶことは少ないはずです。

とりあえずは、HDMI端子対応のキャプチャーボードを選べば問題ないでしょう。

エンコードタイプ

  • ソフトウェアエンコード
  • ハードウェアエンコード

キャプチャーボードは、2つの種類に分かれています。

キャプチャーボードを使いPCに映像を取り込むと、どうしても遅延が発生します。

  • 遅延は小さいがPCへの負担が大きいソフトウェアエンコードタイプ
  • 遅延が大きいがPCへの負担は軽いハードウェアエンコードタイプ

FPSやTPSのゲームをプレイする際は、少しの遅延でも命取りです。

できればソフトウェアエンコードタイプを選ぶべき、……でした。

2020年現在発売されているキャプチャーボードには、遅延対策機能がある物も多いです。

予算に問題ないなら、遅延を軽減する機能を持つアイテムを選ぶべきでしょう。

パススルー出力機能

パススルー出力機能は、先ほど説明した遅延を軽減するための手段の1つです。

パススルー出力機能を使えば、テレビなど別のモニターに遅延なく映像が出力できます。

遅延を軽減させる仕組みを持たないキャプチャーボードなら、パススルー出力機能は必須でしょう。

ですがテレビや複数のモニターを持っていない人は、恩恵が受けられません。

遅延軽減機能

テレビや複数のモニターを持たない人は、遅延を軽減させる機能を持つキャプチャーボードを選ぶべきです。

用意できれば遅延なくPCのモニターで、快適にゲームがプレイできます。

遅延軽減機能を持つキャプチャーボードは高価ですが、新しくモニターを用意するよりは安いはずです。

対応している解像度やフレームレート

近年発売されているゲーム機の多くは解像度1080p、フレームレート60fpsに対応しています。

解像度は画面のキレイさ、フレームレートは動きの滑らかさを表す数値です。

キャプチャーボードが、ゲーム機の出力する数値に対応していないと、せっかくの映像美をPCへ取り込めません。

解像度1080pかつフレームレート60fpsに対応している物を、選ぶようにしましょう。

ゲーム配信初心者さんにおすすめのキャプチャーボード

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キャプチャーボードは高価で、また種類がたくさんあるので悩んでしまいます。

ですがゲーム配信初心者さんだと、次のような状況が多いです。

  • PCに詳しくない場合が多い
  • 新しいゲームを配信する
  • キャプチャーボードにも詳しくない

そのため使い方が簡単で情報の多い、つまり定番のアイテムを選ぶべきです。

ここからおすすめするキャプチャーボードは、

  • PCの知識が必要ない外付け型
  • HDMI端子でゲーム機と接続
  • パススルー出力機能など遅延対策を持つ
  • 1080p/60fpsに対応

ゲーム配信初心者さんが、おそらく必要とするであろう機能を持っています。

特にこだわりがないのなら、今回紹介するアイテムを選べば問題ないはずです。

EXTREME 2 GC550 PLUS

まずは定番のキャプチャーボードの1つ目、「EXTREME 2 GC550 PLUS」を紹介します。

基本的な機能を全て持ち、さらにパススルー出力機能が4K画質に対応しています。

また「EXTREME 2 GC550 PLUS」には、付属品が2つも用意されているんです。

  • ライブ配信ができるソフト
  • 動画編集ソフト

「EXTREME 2 GC550 PLUS」を用意すれば、一般的なゲーム配信に必要なソフトが全てそろいます。

Elgato Game Capture HD60 S

「Elgato Game Capture HD60 S」も、定番のキャプチャーボードの1つです。

特に海外のゲーム配信者さんに、多く利用されています。

「Elgato Game Capture HD60 S」は、遅延軽減機能が優秀です。

また「EXTREME 2 GC550 PLUS」と同じく、ライブ配信を行う機能も搭載しています。

「Elgato Game Capture HD60 S」には、動画編集ソフトは付属していません。

その分価格は抑えられているので、金額や動画編集ソフトの有無で選べば良いでしょう。

金額が安いキャプチャーボードは?

今回紹介したキャプチャーボードは、定番ですが高価な物ばかりです。

ですが金額の安いアイテムは、

  • 機能が充実していない
  • 操作方法などの情報が少ない

ゲーム配信初心者さんには、おすすめできない物が多いでしょう。

少し高価ですが、定番のアイテムを用意してくださいね。

まとめ

ゲーム機の映像を、PCに取り込むためにはキャプチャーボードが必要です。

ですが高価な上に種類が多いので、悩む人が少なくありません。

キャプチャーボードとは、ゲーム機の映像をPCに取り込むためのアイテムです。

ゲーム機をケーブルでPCにつなぐだけでは、映像を取り込むことはできません。

キャプチャーボードの選び方は、たくさんあるので難しいです。

ですがゲーム配信初心者さんの場合は、定番のアイテムを選ぶべきですよ。

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