MTGアリーナ初心者ガイド:マリガンの基準とコツ

mtg1 MTGアリーナ攻略

こんにちは、AZ3です。

MTGアリーナの「マリガン」は、ゲームの結果に大きな影響を与える要素です。

マリガンをすれば、初期手札が不利な状況であっても改善させられる可能性があります。

しかしマリガンを適切に活用するためには、基準やコツを理解しなければなりません。

そこで今回は、マリガンの基準とコツについて詳しく解説します。

マリガンでよく失敗してしまう人は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

「MTGアリーナ」マリガンのルールと目的

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マリガンとは

MTGアリーナの「マリガン」とは、初期手札をライブラリーに戻した後に切り直し再び7枚のカードを引く行為のことです。

マリガンを利用すれば、「初期手札がひどくて勝負にならない」といった状態を避けやすくなります。

マリガンの目的

マリガンの主な目的は、ゲームを成立させることです。

どちらかのプレイヤーが序盤に動けないような状況だと、一方的な展開となるためゲームを全く楽しめません。

また特定のカードが初期手札に欲しい際、マリガンを実行するプレイヤーも時々見かけます。

マリガンのデメリット

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マリガンを1度行うとカードが1枚少ない状態で開始しなければならない

マリガンは実行した回数分の手札を、試合が始まる直前にライブラリーへ戻さなければなりません。

そのため初期手札が気に入らないからといって過度にマリガンを実行し過ぎると、カードがなくなってしまいます。

「MTGアリーナ」マリガンの基準

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マリガンを行うべき状況とその理由

初期手札に土地が少なすぎる

MTGでは、土地をプレイしなければ他の呪文が唱えられません。

初期手札に土地が少なすぎると、ゲームの初期段階で行動できる選択肢が限られてしまいます。

土地の不足はゲームにならない状態につながりやすく、多くの人がマリガンを検討します。

初期手札に土地が多すぎる

逆に初期手札に土地が多すぎる際は、他の有用なカードが不足しているかもしれません。

土地ばかり出していても勝負にならないので、この場合もマリガンを検討すべきです。

初期手札に色が偏っている

2色以上でデッキを構成している場合は、初期手札の土地が1色に偏っているとマナ不足が発生するかもしれません。

できれば初期手札に2色以上の土地は欲しいので、他のカードをチェックしつつマリガンを検討しましょう。

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赤黒デッキなので山も欲しい

初期手札にコストが高すぎるカードが多い

初期手札がコストの高すぎるカードばかりだと、ゲームの初期段階に行動できません。

このような状況はゲームの進行を遅らせ、相手プレイヤーに有利な状況を作り出す可能性があります。

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このままだと4ターン目まで土地しか出せない

初期手札に戦略と関係のないカードが多い

構築戦のデッキは通常、特定の戦略を実行するためカードが組み合わされています。

ですので初期手札に戦略に関係のあるカードが少ないと、計画を実行できなくなるかもしれません。

特にデッキの戦略を実行するためのキーカードが存在する場合、それを手札に加えるためマリガンを検討することもあります。

具体的なマリガンの例

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土地1枚スタートは非常に危険!

例1:土地が少なすぎる

あなたのデッキは、主に「3マナのカードで構成されている」とします。

初期手札を引いたところ土地が1枚しかなく、残りの6枚は3マナのカードでした。

この場合、マリガンの実行が推奨されます。

なぜなら初期手札に土地が1枚しかないと、ゲームの初期段階で行動できる選択肢が限られてしまうからです。

例2:土地が多すぎる

先ほどと同じデッキを使用しているとします。

初期手札を引いたところ、土地が5枚で2マナのカードが2枚でした。

この場合も、マリガンの選択が推奨されます。

初期手札に土地が多すぎると他の有用なカードが不足してしまい、ゲームを有利に進められないからです。

例3:色が偏っている

あなたは「赤と白の2色で構成されたデッキを使用している」とします。

初期手札を引いたところ土地が山3枚、赤のソーサリーが2枚、白のクリーチャーが2枚でした。

このような場合は白のカードがプレイできず、デッキの戦略が実行しづらくなるかもしれません。

土地以外のカードが非常に良ければ、そのまま勝負する選択肢もあります。

ですが安全を考えると、マリガンを実行したほうが無難でしょう。

例3:コストが高すぎるカードが多い

初期手札を引いたところ、4マナ以上のカードが4枚で土地が3枚でした。

この場合も、マリガンの選択が推奨されます。

初期手札にコストの高すぎるカードが多いと、ゲームの初期段階で何もプレイできないからです。

例4:戦略と関係のないカードが多い

あなたは、「自分のライフを増やすライフゲイン戦略を採用しデッキを構築した」とします。

このデッキは自分のライフを増やすカードと、自分のライフが一定量以上ある時に効果を発揮するカードで構成されています。

初期手札を引いたところ、ライフを増やすカードが1枚もありませんでした。

この場合も計画した戦略が実行しづらいので、マリガンの選択が推奨されます。

「MTGアリーナ」マリガンのコツ

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デッキ構築の段階で工夫する

  • 低コストのクリーチャーを増やす
  • 土地を引くカードを採用する
  • 多色土地を増やすなど

デッキを構築する際、序盤に何枚かのカードは出せるように工夫しましょう。

ただしあまりにマリガン対策ばかり行うと、肝心の戦略が組めなくなります。

「デッキを作成して試す」を何度も行い、バランスの良い構成を目指してください。

マリガンの基準の調整

マリガンの基準は、ゲームの環境やデッキの種類によって変わります。

  • リミテッドの場合は早い段階でクリーチャーを戦場に出す必要がある
  • 構築の場合は戦略に関係のあるカードが手札に欲しい
  • 先手は主導権を握ってゲームを進行させられる手札が必要
  • 後手は先手のプレイに対応できる手札が必要

また後手は先手よりも1枚手札が多い状態でスタートする点も、考慮すべきポイントです。

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後手は試合開始時にカードを1枚引く

「難しいことはよくわからない。」

「結局どうすれば良いの?」

そんな人は、「初期手札が3ターン目まで機能するのか」をマリガンの基準にすると良いでしょう。

マリガンの影響の理解

マリガンを行うと初期手札が減少するので、基本的に勝率は低下します。

過去に実施された調査の中には、マリガンを1回行うと勝率が約15%ほど落ちるというデータもあるほどです。

そのためマリガンを行う際は、「勝率15%を犠牲する必要があるのか?」を常に意識しなければなりません。

まとめ

MTGアリーナは、戦略的な思考と適切な意思決定が求められるゲームです。

その中でもマリガンは、利用の仕方でゲームの流れを大きく左右します。

この記事を通じて、マリガンの基準とコツについて理解が深まったはずです。

今回学んだの知識を活用し、自分だけの戦略を練り上げてみましょう。

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