QCYのワイヤレスヘッドホン「H3」をレビュー

qcy1 デバイス

こんにちは、AZ3です。

オーディオブランドのQCYから、ワイヤレスヘッドホン「H3」を提供していただきました。

今回の記事ではH3のスペックや外観、良い点や微妙な点、またおすすめできる人などを解説します。

ワイヤレスヘッドホンの購入を考えている人は、今回の記事をぜひ参考にしてください。

QCYとは

QCY2

QCYは、主にワイヤレスのイヤホンやヘッドホンを販売している会社です。

QCYは優れた性能の製品を、手を出しやすい価格で販売しています。

H3の情報

QCY3

H3のスペック

製品名QCYH3
タイプ無線、有線
構造密閉型
カラー選択ブラック、ホワイト
重量約260g
価格6980円
発売日2023年10月27日
オーディオケーブル長約1.2m
再生周波数帯域ワイヤレス(20Hz~20KHz)、有線接続(20Hz~40KHz)
対応コーデックAAC、SBC
BluetoothバージョンBluetooth5.3
充電時間約2時間
連続通話時間約27時間
連続音楽再生時間約35時間(ANC ON)、約60時間(ANC OFF)
バッテリー容量500mAh
充電コネクタUSB Type-C
通話マイク
折りたたみ
ENC通話
ノイズキャンセリング機能
ノイズキャンセリング性能43dB
専用アプリ
マルチポイント
アダプティブノイズキャンセリング
外音取り込みモード
ゲームモード(低遅延モード)
AIアシスタント
タッチセンサーカスタマイズ
防水性能×

H3の外観

ダンボール箱

しっかりとしたダンボール箱が送られてきました。

想像していたよりも小さいです。

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ダンボールを開けると、H3の箱が現れます。

箱の表と裏に、H3の特徴がいろいろ記載されていました。

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パッケージ内容

箱の中には以下の物が入っています。

  • ヘッドホン本体
  • 充電ケーブル
  • 3.5mmオーディオケーブル
  • 説明書
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説明書は日本語に対応しているので安心です。

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本体

ヘッドホンは小さく折りたためる構造です。

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耳の裏側に右と左が書かれているので、間違いが起きません。

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幅を調整しやすいように、目盛が書かれています。

きっちりした性格の人には、便利な機能なのかもしれません。

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H3の機能

アクティブノイズキャンセリング(ANC)

ANCは、周囲の雑音を低減させヘッドホンの音を聞こえやすくする技術です。

低価格帯のワイヤレスヘッドホンを除くと、ほとんどの製品でANCは搭載されています。

有線&ワイヤレスが両方使える

ワイヤレスヘッドホンの中には、有線接続でも利用できる製品があります。

有線接続ができるとBluetoothに対応していないPCなどでも使えるため、思いのほか便利な機能です。

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ケーブルを挿すだけ

ENC通話

ENCは通話相手に役立つ機能です。

ENCはこちらの騒音を低減させる機能で、相手が話し声を聞き取りやすくなります。

ゲームモード(低遅延モード)

ワイヤレスのヘッドホンは、使用時に音の遅延が発生します。

ゲームモードがある製品なら音の遅延を減らせますが、完全にラグが無くなるわけではないので過信は禁物です。

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ゲームモードでも本格的に音ゲーをプレイするのは厳しい

アダプティブノイズキャンセリング

アダプティブノイズキャンセリングは、周囲の騒がしさを検知して自動的にANCの強度が切り替わる機能です。

アダプティブノイズキャンセリングは外出時に便利な機能なので、主に自宅でヘッドホンを使う人だと、恩恵が受けられないかもしれません。

AIアシスタント

AIアシスタントとは、音声を認識して質問や頼み事に応えてくれる技術のことです。

この機能はスマホなどAIアシスタントが使えるデバイスと、ヘッドホンが接続されている際に利用できます。

マルチポイント

マルチポイントとは、1つのワイヤレス機器に対して複数のデバイスを同時に接続する機能です。

マルチポイント機能があれば、PCで音楽を聴きながらスマホに電話がかかってきた際に面倒な操作がいらなくなります。

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外音取り込みモード

外音取り込みモードを使うと、ヘッドホンを装着したままでも環境音がはっきり聞き取れます。

ヘッドホンを装着したまま会話をしたり外出中の危険を減らしたり、外音取り込みモードを使う場面は意外に多いです。

タッチセンサーカスタマイズ

ヘッドホンのボタンに割り当てる機能を、自由に変更できます。

私は変更していませんが、ボタンのカスタマイズ機能を重視する人もいるのでしょうか?

H3の良い点

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音質が良い

H3は、さまざまな機能が利用できるワイヤレスヘッドホンです。

ただ実際に使ってみると、何よりも音質の良さに驚きました。

熱心な音楽ファンやオーディオ機器に対するこだわりが強い人以外なら、H3は「これで十分」と感じられる性能です。

ゲームモード(低遅延モード)は優秀

H3のゲームモードは、かなり遅延が低減されます。

音ゲーやFPSのガチ勢でなければ、満足できるレベルでしょう。

また遅延がどうしても気になるなら、有線接続をすればラグは完全に解消されます。

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音ゲーもしくはFPSでなければゲームモードを使わなくてもプレイできる

小さく折りたためる

ヘッドホンはイヤホンよりも身に着けている時間が短いです。

小さく折りたためると持ち運びが楽なので、外出時にヘッドホンを利用する人には便利な機能です。

連続再生時間が長い

H3はANC使用時で35時間、未使用時は60時間も利用し続けられます。

H3はバッテリーがなかなか減らないので、頻繁にヘッドホンを使う人でもあまり充電する必要はなさそうです。

良コスパ

音質の良さやバッテリーの持ち、使える機能の多さを考慮すると、H3は非常にコスパの優れた製品です。

「1万円以下で買ったワイヤレスヘッドホン」と考えたら、購入して後悔する人はおそらくいないでしょう。

さらに安くなることも

QCYより当サイト限定で、5%OFFのAmazonクーポンコードが発行されました。

すでにAmazonで配布されているクーポンコードと併用できるので、5235円でH3が手に入ります。

クーポンコードの利用期限は2023年11月5日です。

H3が気になる人は、思い切って購入しても良さそうです。

クーポンコード「88RDHB83」

H3の微妙な点

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有線接続すると機能が使えない

有線接続でH3を使っている時は、ANCや外音取り込みモードなどの機能が利用できません。

ヘッドホン本体での音量調整すらできなくなるため、かなり不便に感じました。

少し重い

H3は重量が260gほどあります。

200g以下のワイヤレスヘッドホンもあるので、軽い製品を使っていた人がH3を手にすると重たく感じるかもしれません。

いくつかの機能は効果を感じない

こちらの騒音を低減させるENC機能がどのように働いているのか、電話をかけて確認してみました。

ですが私が鈍感なのか、全く違いがわかりません。

同じようにアダプティブノイズキャンセリング機能も、ANCの変化を感じ取れませんでした。

他のヘッドホンとの比較

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自宅に3000円程度のヘッドセットが2つあったので音質や重さ、また機能を比較してみました。

結果を先に言ってしまうと、H3が良すぎて比較にはなりませんでしたが……。

音質

比較にならないほどH3の音質が素晴らしいです。

H3を使ってしまうと、これまで利用していたヘッドセットの音が残念に感じます。

機能

自宅にある3000円前後のヘッドセットには、目立った機能は1つもありませんでした。

「マイクが付いている」ことが唯一の機能ですが、そちらもH3の方が優れています。

装着感

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H3が1番フィットする気がします。

ワイヤレスのヘッドホンを使ってしまうと、有線接続時に使うケーブルがとてもジャマです。

重さ

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自宅にあるヘッドセットは、2つとも250g前後でした。

H3が約260gなので、ヘッドセットの方が10gほど軽いです。

ただし「H3より軽い」とは感じず、音質が悪く機能もないヘッドセットが250gなのは重過ぎる気もします。

H3をおすすめできる人

次のような人だと、H3はかなりおすすめの製品です。

  • 音質の良いヘッドホンが欲しい
  • ワイヤレスと有線の両方で接続したい
  • 音ゲーまたはFPSのガチ勢
  • いろんな機能を試してみたい
  • 1万円以下でコスパの良いヘッドホンが欲しい

「1万円以下で音質の良いワイヤレスヘッドホン」というのが、H3に対する個人的な評価です。

それほど高額な商品でもないので、H3は初めてヘッドホンを購入する人にも勧められます。

まとめ

QCY21

今回は、ワイヤレスヘッドホン「H3」をレビューしました。

H3は、オーディオブランドのQCYが販売している「1万円以下で音質の良いワイヤレスヘッドホン」です。

以下のような人に、H3は強くおすすめできると感じました。

  • 音質の良いヘッドホンが欲しい
  • ワイヤレスと有線の両方で接続したい
  • 音ゲーまたはFPSのガチ勢
  • いろんな機能を試してみたい
  • 1万円以下でコスパの良いヘッドホンが欲しい

クーポンコードを使えば5000円台でH3は手に入るため、気軽に買っても後悔はしないはずです。

クーポンコード「88RDHB83」

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