こんにちは、AZ3です。
ゲーミングPCは性能の良いパーツを備えているので、高負荷なゲームを快適に楽しめます。
しかしその反面、ゲーミングPCは電気代が高くなるという問題もあります。
ゲーミングPCの電気代は、一般的なパソコンと比べてどれくらい違うのでしょうか?
また電気代を節約する方法はあるのでしょうか?
今回の記事では、ゲーミングPCの電気代を計算する方法と抑えるコツを紹介します。
「ゲーミングPCを購入してから電気代が高くなった……。」
そんな人は、記事内で紹介するコツをいくつか実践してみてください。
ゲーミングPCの電気代の計算方法
ゲーミングPCの電気代の計算方法
ゲーミングPCの電気代を計算するには、以下の式を使います。
電気代(円)=消費電力(W)×使用時間(h)×電気料金(円/kWh)÷1000
消費電力は、ゲーミングPCのパーツや設定によって異なります。
一般的には、消費電力が300Wから1000W程度のゲーミングPCがほとんどです。
電気料金も地域やプランによって異なります。
一般的には、22円/kWh程度が平均的な数字です。
ゲーミングPCの電気代の例
- 消費電力が500W
- 使用時間が4時間
- 電気料金が22円/kWh
このような条件で、ゲーミングPCの電気代を計算します。
電気代=500×4×22÷1000=44円
つまり消費電力が500WのゲーミングPCを1日に4時間使うと、電気代は44円です。
1カ月だと1320円なので、電気代としては「高い」と感じる人もいるでしょう。
一般的なPCの電気代の例
一般的なPCの消費電力は、100Wくらいが平均的な数字です。
先ほどと同じ条件で、一般的なPCの電気代も計算してみます。
電気代=100×4×22÷1000=8.8円
一般的なPCを1日に4時間使うと、電気代は8.8円です。
1カ月だと264円なので、ゲーミングPCに比べると一般的なパソコンは電気代が安くすみます。
ゲーミングPCの電気代を節約する方法
実際に計算してみて、「ゲーミングPCの電気代が非常に高い」ということがわかりました。
何も考えずにゲーミングPCを使い続けていると、高額な電気代が請求されるかもしれませんね。
ゲーミングPCの電気代を節約する方法はないのでしょうか?
使わない時は消す
まずはこれです。
ゲーミングPCを起動させたら、そのままにしている人はとても多いです。
ゲーミングPCのつけっぱなしをやめるだけで、電気代はかなり抑えられます。
面倒臭くても使わない時はゲーミングPCを放置せず、シャットダウンさせてください。
省エネ設定に切り替える
設定を変更して動作を抑えることで、ゲーミングPCの消費電力は減らせます。
- 画面の明るさを下げる
- スリープや休止モードを利用する
- 不要なアプリやバックグラウンドプロセスを終了させる
- ゲームの画質やフレームレートを下げる
- LEDライトを消す
ゲーミングPCの省エネ設定は、性能や快適さを犠牲にせず消費電力を節約する方法です。
それほどPCに詳しくない人でも、これらの方法なら簡単に取り入れられます。
パーツを交換する
消費電力の高い内部パーツを別の物に変更します。
CPUとグラフィックボードの消費電力が大きいため、それらを省エネタイプに変更すると効果が高いです。
ただしパーツの交換には、費用や技術的な知識が必要です。
自分でやるのが難しそうなら、お店の人に相談するのも良いでしょう。
PCの発熱を抑える対策を取る
PCは高負荷な処理を行うと、発熱しやすくなります。
熱くなったPCは冷却ファンの回転数が上昇し、消費電力が増えてしまいます。
ゲーミングPCに高負荷な処理をさせないのは難しいので、風通しの良い場所に設置することが重要です。
ファンの吸排気口にほこりがたまると熱の放出効率が悪くなるため、こまめに掃除するのも有効な対策です。
まとめ
ゲーミングPCの電気代は、一般的なタイプと比べて5倍くらい高くなる場合もあります。
しかし省エネ設定や内部パーツの交換、こまめにシャットダウンさせることでゲーミングPCの電気代は節約できます。
電気代を抑えつつゲームを楽しむために、今回紹介した方法をぜひ試してみてください。
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