QCYのワイヤレスイヤホン「MeloBuds Pro」をレビュー

こんにちは、AZ3です。

オーディオブランドのQCYから、ワイヤレスイヤホン「MeloBuds Pro」を提供していただきました。

今回の記事ではMeloBuds Proのスペックや外観、良い点や微妙な点、またおすすめできる人などを解説します。

ワイヤレスイヤホンの購入を考えている人は、今回の記事をぜひ参考にしてください。

QCYとは

QCYは、主にワイヤレスのイヤホンやヘッドホンを販売している会社です。

QCYは優れた性能の製品を、手を出しやすい価格で販売しています。

MeloBuds Proの情報

MeloBuds Proのスペック

製品名	MeloBuds Pro（QCY HT08）
カラー選択	ブラック・ホワイト
発売日	2024年7月12日
通常価格	6980円
製品重量	約43g
イヤホンタイプ	カナル型
接続方式	無線
Bluetooth規格	Bluetooth5.3
充電ポート	USB-C
対応コーデック	SBC・AAC・LDAC
連続音楽再生時間	約8.5時間（ANC OFF ）・約7.5時間（ANC ON）
充電ケースを含めた音楽再生時間	約34時間（ANC OFF）・約30時間（ANC ON）
バッテリー容量	350mAh
アクティブノイズキャンセリング	〇
アダプティブノイズキャンセリング	〇
ノイズキャンセリング性能	最大45dB
ゲームモード（低遅延モード）	〇
専用アプリ	〇
通話マイク	〇
マルチポイント	〇
ENC通話	〇
音声アシスタント	〇
外音取り込みモード	〇
片耳モード	〇
ワイヤレス充電	×
防水性能	IPX5

MeloBuds Proの外観

箱

QCYの製品は、どれも清潔感のある箱に入っています。

開封

箱の中には以下の物が入っていました。

充電ケースとイヤホン

小さめの充電ケースです。

イヤホンを近づけると、磁石が反応して簡単に収まります。

付属品

イヤーピースは、最初からイヤホンに装着されている物を含めると3サイズありました。

充電ケーブルは、付属の製品にしては長めです。

MeloBuds Proの機能

アクティブノイズキャンセリング

アクティブノイズキャンセリングは、周囲の雑音を低減させイヤホンやヘッドホンの音を聞こえやすくする技術です。

多くのイヤホンに搭載されているアクティブノイズキャンセリングですが、あまり効果を感じない製品もたくさんあります。

アダプティブノイズキャンセリング

イヤホンの左右で、ノイズキャンセリングの強度が切り替わる機能です。

常に最適なノイズキャンセリング強度が保たれるため、長時間イヤホンを装着しても不快に感じません。

LDACに対応

ワイヤレスのイヤホンは、有線式と比べて音質が劣りがちです。

ですがLDACといった近年普及しているデータ転送技術を使うことで、ワイヤレスでも有線式と変わらない音質が楽しめます。

空間オーディオに対応

空間オーディオは「立体音響」や「3Dサラウンド」など、いろんな呼び名がある機能です。

空間オーディオに対応している製品を使うと、いろんな方向や距離から音が送られてくる感覚が得られます。

マルチポイント

マルチポイントとは、1つのワイヤレス機器に対して複数のデバイスを同時に接続する機能です。

マルチポイント機能があれば、PCで音楽を聴きながらスマホに電話がかかってきた際に面倒な操作がいらなくなります。

ゲームモード（低遅延モード）

ワイヤレスイヤホンでゲームをプレイすると、映像と音とで少しのズレが発生してしまいます。

FPSや音ゲーの場合、音声がズレるとプレイに悪影響が出るので一部の利用者には嬉しい機能です。

外音取り込みモード

外音取り込みモードを使うと、イヤホンを装着したままでも環境音がはっきり聞き取れます。

イヤホンを装着したまま会話をしたりランニング中の危険を減らしたり、外音取り込みモードを使う場面は意外に多いです。

音声アシスタント

イヤホンを操作すると、SiriやGoogleアシスタントが起動します。

普段から音声アシスタントを使う人にとっては、便利な機能なのかもしれません。

ENC通話

ENCは通話相手に役立つ機能です。

ENCはこちらの騒音を低減させる機能で、相手が話し声を聞き取りやすくなります。

装着検知機能

イヤホンを耳から外すと、音楽や動画が自動的に停止します。

音質とは関係ないため注目されづらいですが、装着検知は搭載されていると便利な機能です。

片耳モード

片耳モードがあれば充電が切れそうな時でも利用できます。

ただし左右分離型のワイヤレスイヤホンなら、片耳モードは基本的に搭載されているので、そこまで重視する機能ではありません。

MeloBuds Proの良い点

値段以上の音質

MeloBuds Proの音質は「非常に良い」です。

1万円以下のワイヤレスイヤホンだと考えれば、おそらく最高水準の音質です。

ノイズキャンセリング性能が高い

MeloBuds Proのノイズキャンセリング性能は、「かなり強い」と感じました。

電車など騒がしい場所でも、音楽や動画を十分に楽しめます。

外音取り込みモードの性能が良い

それほど重視されない外音取り込み性能ですが、MeloBuds Proの場合は他の製品に比べて声がはっきり聞こえます。

うるさい場所で仕事をする人にとっては、購入する動機になりそうなくらい良い性能です。

コスパの良さ

高音質で多機能なワイヤレスイヤホンは珍しくありませんが、1万円以下ならめったに出会えないでしょう。

これだけ性能が良いワイヤレスイヤホンが、7000円弱で買えるなんて驚きです。

さらに安くなることも

QCYより当サイト限定で、5%OFFのAmazonクーポンコードが発行されました。

すでにAmazonで配布されているクーポンコードと併用できるため、5000円くらいでMeloBuds Proが手に入ります。

クーポンコードの利用期限は2024年8月10日です。

MeloBuds Proが気になる人は、思い切って購入しても良さそうです。

クーポンコード「DX5DH8LL」

MeloBuds Proの微妙な点

空間オーディオ？

空間オーディオ機能をオンにしても、音の違いを感じませんでした。

私が鈍感なだけでしょうか……？

ゲームモードでも音ゲーは厳しい

ゲームモードを利用しても、かなり軽減されますが音のズレはなくせません。

本気でFPSや音ゲーをプレイする人は、有線式のヘッドホンを利用すべきです。

アプリを使わないと一部の機能は使えない

空間オーディオやアダプティブノイズキャンセリングなど一部の機能は、アプリでオンとオフを切り替えます。

それらの機能を使うためにはアプリを導入する必要があるため、わずらわしく感じる人もいるはずです。

他のワイヤレスイヤホンとの比較

上記の3つと7000円弱で購入できるMeloBuds Proを、さまざまな角度から比較しました。

音質

MeloBuds Proの音質は、6000円のイヤホンよりも明らかに上です。

8000円のイヤホンと比べても、どちらが高価なのかわからないくらいMeloBuds Proの音質は素晴らしいです。

機能

MeloBuds Proが、1番多くの機能を搭載しています。

8000円のイヤホンが搭載していない機能も、MeloBuds Proはいくつか備えていました。

バッテリー

3000円と6000円のイヤホンは、連続使用可能時間が25時間前後でした。

MeloBuds Proは34時間連続で使用できるため、若干お得な気がします。

ただ8000円のイヤホンを確認すると、連続使用可能時間が50時間でした。

重さ

片耳の重さは3000円のイヤホンが4g、6000円と8000円の製品が5gです。

MeloBuds Proは4gで、性能の良さを考慮すると非常に軽く感じました。

充電ケースの重さは以下の通りです。

イヤホンの重量も軽いので、MeloBuds Proは軽量な部類に入ります。

防水性能

1番高価な8000円のイヤホンだけがIPX4でした。

MeloBuds Proを含めた他の3製品は、ワンランク上のIPX5です。

防水性能の比較は、少し不思議な結果になりました。

MeloBuds Proをおすすめできる人

次のような人に、MeloBuds Proはかなりおすすめの製品です。

「カナル型が嫌」という人でなければ、MeloBuds Proは誰でも満足できそうなワイヤレスイヤホンです。

初めてワイヤレスイヤホンを購入する人にも、自信を持っておすすめできる製品だと感じました。

まとめ

今回は、ワイヤレスイヤホン「MeloBuds Pro」をレビューしました。

MeloBuds Proは、オーディオブランドのQCYが販売している良コスパのイヤホンです。

MeloBuds Proは多機能で音質が良く、低価格帯のワイヤレスイヤホンだとは思えません。

以下のような人に、MeloBuds Proは強くおすすめできると感じました。

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