こんにちは、AZ3です。
2023年はゲーム配信者にとって、大きな節目になるかもしれません。
ゲーム配信に関するルールが、再び注目される出来事があったからです。
今回は、ゲーム配信と著作権侵害の関係について解説していきます。
ゲーム配信を始める予定の人はもちろん、何年も活動を続けているベテランさんも今回解説する内容をぜひ確認してください。
ゲーム配信と著作権侵害の関係性
一般的に普段プレイしているゲームは、映画やマンガと同じように作った人や会社が著作権を所有しています。
著作権の所有者の許可なくゲーム配信を行うと、違法行為になる可能性が高いです。
さらに著作権の所有者が配信を認めているゲームでも、細かく禁止事項が決められているタイトルもあります。
2023年に国内の動画配信者が、著作権の所有者が決めた禁止事項を行い逮捕される事件が起きました。
違法なゲーム配信のリスクと対策
違法なゲーム配信には、さまざまなリスクが伴います。
- 1000万円以下の罰金
- 10年以下の懲役
- 配信チャンネルの凍結
知らないうちに違法なゲーム配信をしている可能性もあるので、事前にしっかりと対策すべきでしょう。
ゲーム配信で著作権侵害をしないためには、公表されているガイドラインの確認が大切です。
ゲーム会社やタイトルの公式サイトを確認すると、配信に関する注意事項が表記されていることも多いです。
有名なゲーム会社もしくはタイトルのガイドライン
一部ではありますが、有名なゲーム会社およびタイトルの配信ガイドラインを調べました。
これから配信する人はもちろん、すでにアップロードした人も確認してみてください。
任天堂
任天堂のゲームは、許可なく配信しても大丈夫です。
「エンディングNG」など、細かな条件もありません。
指定された配信サイトのみですが、収益化も任天堂は認めています。
任天堂は、ゲーム配信をかなり推している会社です。
カプコン
カプコンのゲームは、いくつかあるNG項目に気をつければ問題なく配信できます。
- カプコンが著作権を所有していない音楽を使ったタイトルがある
- 音楽と映像を編集で分割して投稿する
- ゲーム内のムービーをそのまま投稿する
無料で公開しているコンテンツであれば収益化もできるので、カプコンもゲーム配信を推している会社です。
ただし今後タイトル別にガイドラインを作成する予定があるようなので、定期的に公式サイトをチェックしましょう。
ポケモン
ポケモンのゲームを配信する場合は、少し状況が複雑です。
ポケモンのゲームは一部を除いて任天堂が販売してますが、以下の2社も著作権を所有しているからです。
- クリーチャーズ(ポケモンの開発に関わる企業)
- ゲームフリーク(ポケモンシリーズを開発している企業)
著作権を複数で所有してる際は、全てのガイドラインを守る必要があります。
ですが任天堂以外の2社は、残念ながらガイドラインを公表していません。
ただガイドラインを公表していないからといって、「配信してはダメ」と結論付けるのは悲しすぎます。
任天堂のガイドラインを守りつつ、ゲームを楽しむ内容を配信していれば問題ないはずです。
ちなみにポケモンユナイトだけは、別の企業が開発しているためか配信のガイドラインが公表されています。
ポケモンユナイトの配信を考えている人は、以下のガイドラインを確認してください。
まとめ
今回は、ゲーム配信と著作権侵害の関係について解説しました。
著作権の所有者の許可なくゲーム配信を行った場合、違法行為になる可能性が高いです。
ゲーム配信で著作権侵害をしないためには、公表されているガイドラインを守ることが大切です。
またガイドラインが公表されていないゲームに関しては、メーカーに問い合わせるのも良い手段でしょう。
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