こんにちは、AZ3です。
中古ゲーミングPCの専門店「GP-ZERO」より、ミドル快適クラスセットを提供していただきました。
ミドル快適クラスセットは、PC本体にモニターやキーボード、マウスといった周辺機器を付属させて販売している商品です。
到着したらすぐにゲームが開始できるので、PCの周辺機器を持っていない人にとっては便利な商品ですね。
GP-ZEROは、PC本体と周辺機器がセットになった商品を何種類か販売しています。
- エントリークラスセット(66000円)
- ミドルクラスセット(79800円)
- ミドル快適クラスセット(88000円)
- 本格クラスセット(121000円)
金額が高くなるほどPC本体の性能は上がりますが、モニターなどの周辺機器は全てのモデルで同じ水準です。
ミドル快適クラスセットのスペックや見た目、また実際にゲームをプレイした感想などを紹介します。
ゲーミングPCの購入を検討している人は、ぜひ今回の記事を参考にしてください。
GP-ZERO「ミドル快適クラスセット」のスペック
PC本体
OS | Windows 10 64bit |
CPU | Intel Core i7 第6世代 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | HDD 1TB SSD 256GB |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce GTX1660Super |
ケース | Thermaltake Versa H26 Black |
PC本体はケースのみ新品です。
DVDなどを読み込む光学ドライブがPC本体に付いていないので、必要な時は自分で用意しましょう。
周辺機器
モニター | Dell E2216H 21.5インチ |
キーボード | Riitek RK400 |
マウス | Riitek RM400 |
無線LAN子機 | メーカー不明 |
モニターは中古ですが、キーボードとマウスは新品です。
無線LAN子機は有無が選択でき、必要な場合は880円が追加で必要になります。
またスピーカーはセットに含まれていないので、別で購入するかヘッドセットやイヤホンを利用してください。
GP-ZERO「ミドル快適クラスセット」到着から設置完了まで
ヤマト運輸で、大きなダンボール箱が送られてきました。
運送会社の変更はできませんが、配達の時間指定ができるのでヤマト運輸は結構便利です。
ダンボール箱を開けると、PC本体と周辺機器が緩衝材でしっかりと保護されています。
私も荷物を発送する機会があるので、いろんな種類の緩衝材を使い分けている点には好感が持てます。
モニターの梱包が1番厳重で、プチプチを3層にして保護されていました。
これだけ保護していれば、仮にダンボール箱を落としても破損しないでしょう。
3本あるケーブルは、いずれも中古品です。
ですが丁寧に清掃されているため、新品に見えました。
会社で見かける感じのモニターですが、中古品とは思えないほどきれいです。
映像に関する不具合や目立つ傷をチェックして、状態の良い物を選定しているそうです。
- 縦30.3cm (スタンドなし)
- 横51.2cm
キーボードとマウスは新品なので、1年間のメーカー保証がついています。
もし1年以内に故障した場合は、GP-ZEROに問い合わせると交換してもらえます。
マウスは、サイドボタン付きの商品です。
女性や子供だと、マウスは大きく感じるかもしれません。
- 縦12.8cm
- 横6.3cm
- 高さ3.8cm
キーボードを使った感覚は、Shiftやスペースなど横長のキーが固く感じました。
しばらく使っていれば、柔らかくなるのかな?
- 縦16cm
- 横44cm
無線LAN子機なのですが、初見では何なのかわかりませんでした。
本体のUSBポートに差し込むと、Wi-Fiが利用できます。
ケースが「ミドルタワー」と呼ばれるサイズなので、ゲーミングPCとしての大きさは普通です。
ですがノートパソコンに慣れている人から見ると、ミドルタワーでもかなり大きく感じます。
- 縦:49cm
- 横:21cm
- 奥行き:44.5cm
ケースの正面や上部がメッシュ構造になっていて、通気性に優れています。
上部のフタは外して掃除ができるので、ホコリで汚れても問題ありません。
USBだけでなく、モニターのケーブルを接続する場所も多いです。
ですが実はモニターを接続する場所は決まっているので、それ以外にはフタがしてあります。
もしフタがなかったら、間違った場所にモニターを接続してしまう人も多そうです。
PC内部を確認すると、汚れやホコリは一切ありません。
配線もきれいに束ねられているので、見た目は新品のPCです。
内部パーツの検品・清掃は、GP-ZEROが特に力を入れているポイントの1つです。
なぜか横側のアクリルパネルに、傷が付いていました。
新品のケースを使用しているはずなのですが……。
アクリルパネルではなく、保護フィルムの傷でした。
もしアクリルパネル自体に傷が付いている場合は、GP-ZEROに連絡すると交換してもらえます。
電源を入れると、内部のLEDが点灯します。
PCをシャットダウンしても赤色は光り続けるので、消したい場合は背面にある電源スイッチをオフにしてください。
納品書と簡単なセットアップガイドも、ダンボール箱内部に入っていました。
普段からゲーム機を使い遊んでいる人なら、設置には苦労しないはずです。
モニターをPCと接続して電源を入れると、すでにWindowsがインストールされた状態でした。
後は遊びたいゲームをダウンロードして、プレイするだけです。
セットアップ作業は、30分ほどで完了しました。
PC本体の他にキーボードやマウスも光るので、非常にカッコイイです!
「ミドル快適クラスセット」でゲームをプレイした感想
推奨スペックがPCの性能に近いゲームをプレイ
まずは人気のオンラインゲーム「原神」で、テストプレイをしました。
原神は一般的なオープンワールドのゲームですが、フォートナイトやApex Legendsよりも推奨スペックは高いです。
ミドル快適クラスセットのPCは、原神が推奨しているスペックを少し上回る程度の性能です。
どのくらい快適な環境でプレイできるのでしょうか?
テストの結果は、最高水準の「高画質」で普通にプレイできました。
PS4でプレイしていた時よりも圧倒的に映像が美しく、さらにファストトラベルによるロードも10分の1程度です。
激しい戦闘やオブジェクトの多いマップでも同様で、動作のカクつきなどを感じることはありませんでした。
eスポーツのタイトルは?
次に試したのは、eスポーツタイトルとしても人気のゲーム「フォートナイト」です。
フォートナイトの運営が発表している推奨スペックは原神よりも低いので、かなり良い設定でのプレイが期待できますが……。
ゲーム側がPCの性能を考慮した結果、上から2番目の「高画質」でプレイすることになりました。
最高水準の画質を確信していたので、今回の結果には驚きです。
フォートナイトの運営が、推奨スペックを低く見積もっているのでしょうか?
最高画質ではなかったものの、実際にプレイしてみると画質は非常にきれいです。
フレームレートも60fpsでほぼ安定していて、数字を大きく落とすことはありませんでした。
どのくらい動作が重たくなるのか試すために、最高画質でもプレイしてみました。
最高画質だとフレームレートが55~60fpsと頻繁に変わりますが、競技プレイヤー以外なら気にならない程度の操作性です。
ただしスピードの速い乗り物を利用している時だけは、処理が追い付かずフレームレートが大きく低下します。
実はゲーム配信にも使える
普通にプレイするだけでは面白くないので、ミドル快適クラスセットを使いゲーム配信をしてみました。
プラットフォームはTwitchで、配信ソフトはTwitch Studioです。
プレイしたタイトルが「MTGアリーナ」という要求スペックの低いゲームだったので、最高画質で配信できました。
ミドル快適クラスセットなら、要求スペックの高いゲームは無理ですがタイトルを選べば配信も十分行えます。
GP-ZEROの公式サイトも参考に
GP-ZEROの公式サイト内にも、ミドル快適クラスセットを使ったプレイ動画が公開されています。
プレイするゲームが決まっている人は、かなり参考になるはずです。
GP-ZEROの「ミドル快適クラスセット」をおすすめできる人は?
GP-ZEROが他のPCショップと違うところは、内部パーツの検品を最高レベルで行い、離島を含めて全国のどこでも送料が無料な点です。
故障や初期不良の心配がほとんどない中古PCを、住んでいる場所によってはとてもお得に購入できます。
次のような人は、GP-ZEROで販売されている商品の中でも特に「ミドル快適クラスセット」がおすすめです。
ゲーミングPCを初めて購入する人
初めてゲーミングPCを購入する場合、「10万円程度」を予算の目安にしている人も多いでしょう。
ですが「予算10万円」でゲーミングPCを探すと、新品ではあまり見つからないはずです。
「予算内で購入できるゲーミングPCが見つからない……。」
そんな人にはGP-ZEROのセット商品、特にミドル快適クラスセットが非常におすすめです。
ミドル快適クラスセットなら、10万円以下で多くのゲームが楽しめるPCに加えて必要な周辺機器も一緒に手に入ります。
いろんなゲームをプレイしたい人
PCで遊べるタイトルの数は、家庭用ゲーム機と比べて圧倒的に多いです。
例えばPCでよく利用されるSteam上には5万本以上もタイトルがありますが、家庭用ゲーム機の場合は1万本もありません。
さらに家庭用ゲーム機よりもPC版の方が早く遊べるチャンスもあるので、
「何かゲームがしたいな~。」
そんな人こそ、家庭用ゲーム機ではなくコスパの良いPCセットがおすすめです。
GP-ZEROの「ミドル快適クラスセット」をおすすめできない人
常に最新のゲームをプレイする人
発売されたばかりのゲームは、当然ながら要求するスペックの高いタイトルが多いです。
ミドル快適クラスセットのPCだと、高い画質では遊べないタイトルもあるので注意しましょう。
最新のゲームに強い関心を持つ人は、上位モデルの「本格クラスセット」もしくは単体でのPC購入を検討してください。
動画の編集を本格的にする予定の人
ミドル快適クラスセットでもゲーム配信はできますが、本格的に動画の編集・投稿をするならギリギリの性能かもしれません。
すでに動画の編集をする予定がある人なら、クリエイティブな作業も行えるPCを購入した方が無難です。
先ほど紹介した「常に最新のゲームをプレイする人」も、このレベルのPCなら満足できるでしょう。
とにかく早くゲーミングPCが欲しい人
GP-ZEROは内部パーツの検品や清掃にこだわっているので、注文から発送まで1週間ほど時間がかかります。
特にドスパラだと翌日発送に対応しているモデルもあるので、とにかく早くPCが欲しい人は、そういった機種の方が良いかもしれません。
ただし発送が早いPCショップの場合、
「内部がホコリだらけだった。」
「注文したのと色が違う……。」
上記のようなレビューもあるので注意は必要です。
PCで遊べないゲームをプレイする予定の人
知っている人からすると当たり前のことなのですが、家庭用ゲーム機でのみ遊べるタイトルも少なくありません。
例えば任天堂のゲームを遊ぶ場合は、PCではなくNintendo Switchなど対応している機種を用意する必要があります。
意外と知らない人に出会うこともあるので、プレイ予定のタイトルが決まっている場合は一応チェックしてください。
FPSを本気でプレイする人はモニターの変更を!
本格的にFPSタイトルをプレイするなら、高いリフレッシュレートでプレイしたくなるはずです。
ですがミドル快適クラスセットのモニターだと、60Hzまでしか表示されないので不満に感じるでしょう。
実はミドル快適クラスセットのモニターは、144Hzのモニターに変更ができます。
追加でお金はかかりますが、FPSプレイヤーなら高リフレッシュレートに対応したモニターはぜひ用意したいデバイスです。
まとめ
中古ゲーミングPCの専門店「GP-ZERO」に提供していただいた、「ミドル快適クラスセット」のレビューを行いました。
GP-ZEROは、PC本体と周辺機器がセットになった商品を何種類か販売しています。
- エントリークラスセット(66000円)
- ミドルクラスセット(79800円)
- ミドル快適クラスセット(88000円)
- 本格クラスセット(121000円)
ミドル快適クラスセットは誰でも簡単に設置でき、到着したその日のうちにゲームを始められます。
Windowsがすでにインストール済みなので、PCに関する難しい設定も一切ありません。
ミドル快適クラスセットを使い、実際にゲームをプレイした感想は以下の通りです。
- 原神(高画質):PS4の時より美しくロードが短い
- フォートナイト(高~最高画質):競技プレイヤーでなければ快適
- MTGアリーナ(最高画質でゲーム配信):快適な環境で配信可能
ミドル快適クラスセットは、ゲーミングPC初心者さんにおすすめのモデルです。
ですが要求スペックの高いゲームのプレイヤー、また動画編集を行う予定がある人は、他の選択肢も検討した方が良いでしょう。
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